GoProHERO5とFDR-X3000のステー制作その2 / 設定検証動画が出来るまで。その2
レンコンです。
後日、前回作ったステーで何度か撮影を試してみました。
前回の続きです。
GoProHERO5とFDR-X3000のステー制作その1 / 設定検証動画が出来るまで。その1
手持ちで2機種を同時に撮影すると、X3000に搭載されている「空間光学ブレ補正」があまりにも高性能のため、ゴープロ側のブレが目立ってしまいます。
かといって、2機種とも「ブレ補正機能」をOFFにして手持ちで撮影するとなると、動きに制限が出てしまいます。
なるべく同じ条件で撮影できるようにしなければいけません。
そこで2台まとめて電動スタビライザー(3軸ジンバル ZHIYUN Z1-Smooth-C)に載せて撮影することにしました。
この方法であれば2台とも「ブレ補正機能」をOFFにして、純粋に「画質の比較」ができると思います。
ところが、前回作った2台載せステーを「ZHIYUN Z1-Smooth-C」に載せてみましたが、うまくバランスが取れませんでした。
というのも、前回作ったステーは金属製だったため重さが重すぎて、「ZHIYUN Z1-Smooth-C」のモーターのトルクの限界を超えてしまっていたようです。
そこで、「金属ステー」ではなくて「アクリル板」を加工して、より軽量なステーを作りなおすことにしました。
って、いきなり完成品です(笑
完成品:前面 |
完成品:後ろ |
あーでもないこーでもないと夢中になってやっていたので、途中経過を撮影するのをすっかり忘れていました。
なので、今回は完成品で構造を説明します。
FDR-X3000はいつものようにカメラネジで固定します。
本体にカメラネジがついている点はとても便利です♪
そしてGoProはフレーム無し本体のみを載せ、伸び縮みするマジックテープ(ベルクロ)で固定することにしました。
これでフレームを使わない分、かなりの軽量化になりました。
このステーは本体の下部に1/4のナットを埋め込んでいて、クイックシューを取り付けることができるようになっています。
クイックシューのアダプターを取り付けたところ |
マンフロット・ミニ三脚に載せると、手軽に手持ち撮影もできるようになりました。
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さて、ここからは3軸ジンバル「ZHIYUN Z1-Smooth-C」との取り付け部分の構造説明です。
アクリル板を3枚重ねて接着しその中央に「1/4ナット」を埋め込みました。
そのナットに、ZHIYUN本体のステー付属のカメラネジで固定できるようにしました。
これでしっかりとガタつきもなくZHIYUNにステーを固定できます。
取り外しもネジ一本なのでとても簡単です♪
次に「バランスを取るためのウエイト」をワッシャーで作りました。
バランスを見ながら、セロテープでワッシャーを仮留めして、バランスの取れる大きさや枚数を調整。
バランスが取れたらワッシャーをアロンアルファで貼り合わせます。
最後に中心にネジを通してナットで固定し、ZHIYUN本体に取り付けができるようにしました。
電源を入れると、バッチリ安定しました♪
これで同等の条件で、FDR-X3000とGoPro HERO 5 の比較撮影ができそうです。
これで一安心と思ったのですが、またこのあとに更に改良が続くのでした。
その3へ続きます。
GoProHERO5とFDR-X3000を電動スタビで撮影編 / 設定検証動画が出来るまで。その3
レンコンでした。
今日のネコさん♪
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