FDR-X3000で3D撮影するための電動スタビホルダーを作ってみた。
レンコンです。
※タイトルはFDR-X3000になっていますがこのホルダーを作った時はHDR-AS300のときでした。
以前、SONY HDR-AS300は空間光学ブレ補正がついているから3D撮影もブレがなくてよかった♪ なんて思いながら撮影してみたら、左右で全然違うブレ補正をしてしまうので、編集の時に大変な思いをする結果になった!という記事を書きました。
3D動画「 SONY HDR-AS300で鴨川灯台島(無人島)探検」をアップロードしました♪
色々思案した結果、再び電動スタビライザー(Zhiyun Z1-Smooth-C)に載せることにしました。
そこで3D撮影をするために、AS300が2台載せられるように専用のホルダーを作りました。
このホルダーは、随分前に作ったのだけれども、この前の記事でそのことに触れたので、簡単に作り方を載せておこうと思います。
3D動画「SONY HDR-AS300 3D水中撮影したり電動スタビ乗せたり」をアップロードしました。
まずAS300の固定方法はどうするのか?
AS300は、カメラネジで取り付けられるようになっているので、それを利用すれば簡単に固定ができそうです。
しかし3D撮影では、常に2台のカメラが平行になっていないといけないので、カメラネジで固定しただけでは、カメラを取り付ける度に角度が変わり、毎回角度調整をしなければいけません。
やはり、なんとかきっちりと固定ができる良い方法はないものでしょうか?
あーでもない、こーでもない、と色々考えをめぐらしていると、ふと目に止まったアイテムがありました。
「SONYフインガーグリップ」
ワンタッチで取り付け取外しが出来て、カメラもきちんと固定できそうです。
これを考えた人は天才ですね。
本当に手軽にアクションカムの撮影が出来てしまいます。
僕はいつでも撮影できるように、カバンにこのセットを入れいています。
さて、このフインガーグリップを加工して、アクリル板とかで接続すれば思ったよりも簡単に作れそう。
ただし、2個買わないといけないのでちょっと出費が痛い……
どうしようかと散々悩みましたが、ここは思い切って買ってしまいました。
※後日、普段使いにもう一つ買ってしまいました(笑
指を入れるグリップと、ライブビューリモコンを載せる部分は必要が無いのでカットします。
2台のAS300のレンズ間の幅が6cmになるように、2個のフインガーグリップを2枚のアクリル板でつなぎます。
角が尖っているのは見た目も悪いし、軽量化にもなるので削り落としました。
向かって右のフインガーグリップの横にアクリル板を貼り付けます。
貼り付けた上の部分は段差があって隙間ができたので、小さいアクリル板で補強しました。
カメラをセットする基本ができました。
これで簡単に取り付け取り外しが出来ます♪
次にZhiyun Z1-Smooth-Cに取り付けるステーの取り付け位置を決めます。
細い棒に乗せて前後に動かして、バランスが取れる位置を見つけます。
また、上下も同じようにして重心を探します。
前後と上下でバランスの取れた位置の交差するところ(重心位置)を見つけて、先ほど貼り付けたアクリル板に印をつけます。
GoPro HERO3+の3Dホルダーの時に、アルミアングルで作った「L字のステー」と同じものを今回も作ります。
Zhiyun Z1-Smooth-CにGoProHERO3+を2台載せられる3D撮影ホルダーを作ってみた♪【NO.2】
アクリル板に付けた重心位置に「L字のステー」をビスで止めます。
これで完成!
簡単でした(笑
あとは、数枚のワッシャーを張り合わせてウエイトを作り、電動スタビに取り付けてバランスを取るだけ。
凄くシンプルで重量も抑えられていていい感じです。
重量の関係上、レンズプロテクターが付けられないのがちょっと難点ですね。
でも……
せっかく苦労して?作ったものの、問題点が出てくるなんて……
後日の撮影で
3D動画「SONY HDR-AS300 3D水中撮影したり電動スタビ乗せたり」をアップロードしました。
振動によってセンサーの位置がずれてしまうので、3D撮影には不向きなことが判明しました(涙
でも、こうやって色々と考えて工夫して物を作る事は好きです。
結果はどうであれ、出来上がった時の喜びは格別です♪
次はGoPro HERO5の3Dホルダーを作ることになるのかも(笑
レンコンでした。
今日のネコさん。
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