スムーズに動く「FDR-X3000のハイスピード動画」で使った横型カメラスライダーの作り方♪①
レンコンです。
今回のFDR-X3000のハイスピード撮影は、カメラに動きを加えてみることにしました。
そのため、カメラスライダーを使って横に動くものを撮影できたら面白そう、ということになりました。
以前からカメラスライダーは欲しかったのですが、買うとなると結構な金額がします。
また、通常はゆっくりと動かすのにスライダーを使うので、それほど長さが必要ではありませんが、今回はハイスピードなので早く動かす必要があります。
少なくとも長さが1m以上は必要になるため種類も限られて、更に高額に……
そこで、いつものようにgoogle先生に聞いてみました。
色々な資材を使い、切ったり貼ったりして本格的なスライダーを作っている方はいるのですが
今回はできるだけ簡単に自作している方がいないか探しました。
そうしたら市販の材料で簡単に作っている方がいました。
基本のスライド部分はプルトンチェンのローラーバックR25と言う部品を使っています。
ローラーパック R25 プルトンチェン 本体 【通販モノタロウ】 R25-160L〜
この「通販のモノタロウ」は以前、車の静音加工した時に注文したことがあったのでここで購入しました。
長さが選べたので一番長いR25-1200L(1200mm)にしました。
注文して2日ほどで到着。
実物を見てみると思った以上に細くて、1200mmの長さだとカメラを載せると中央部分でたわんでしまいます。
そこでホームセンターへ行って色々な資材を見ながら思案した結果、
アルミの不等辺アングルを2本、裏に両面テープで貼り付けることにしました。
サイズは下記のリンクのタイプで長さが980mmのものを2本使うことにしました。
※4000mmってこれAmazonの配達はどうするんだろう?
ちょっと長さが足りないけど大丈夫(^^)
貼り付けるとレールにあるネジ穴がアングルで塞がってしまいます。
足を3箇所に取り付けるため、アングルにドリルで穴を開けます。
足の部品は以前3D撮影の同期を取るために作った「カチンコ」の余りの角材を使いました。
参考までに、作り方は角材を切って蛍光テープをシマシマにはり、丁番で繋いで、持ち手はウレタンのカバーを切って差し込んだだけ。
開きすぎないように輪ゴムをタッカーで止めています。
作ったけど1回しか使っていません(笑
カチンコで使った角材は下記のリンクのようなサイズのバラ売りがホームセンターで売っています。
角材を7cmくらいに適当に切って、このままではアングルとの隙間が空いてしまうので、
机の中から引っ張り出してきた小さい角材を適当に切ってボンドで貼り付けます。
サイズは下記のリンクのような感じ。
レールの穴から木ネジで3箇所に留め付けます。
真ん中はたわみ防止でつけているので縦にしました。
次にローラー部分にカメラ用のクイックシューを取り付けます。
ローラーはレールの端にあるネジを外せば抜くことができます。
クイックシューはSLIKのものでDQ-20NとDQ-10Nがあるのだけれども、今後GH4なども載せたいので大きい方のDQ-20Nを選びました。
ローラーにネジ穴は空いているのですが、ここはシンプルに強力両面テープで貼り付けました。
このクイックシューは水平器もついていてなかなか使いやすいので、持っている三脚などはすべてこれに統一しています。
なので余分に買ってあったものを使いました。
出来上がり♪
アルミアングルで補強してあるので簡単には曲がらないので安心感があります。
それにこのローラーバックは、かなりきっちりと出来ていて全然ガタツキがありません。
かなりスーっとカメラをスライドさせることが出来ます。
今回はジェンガドミノ倒しのカット、ラップの芯、虹色ボール、スーパーボールの跳ねるシーンで活躍しました。
対象物の動きを見で追いながらスライダーを動かすのですが、なかなかタイミングが難しくて何度も撮り直しをしました。
次回はゆっくりとカメラを動かしながら、映画のようなカットを撮影してみたいですね♪
レンコンでした。
今日のネコさん
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