先日、僕が子ねこを拾ってしまった話(動画付き)


レンコンです。









先日、買い物帰りに霞ヶ浦の湖畔を車で走っていたら、道路上に何か落ちているのでスピードを落としてようく見てみると、なんと子ネコだった。

しかもこっちに向かって全力で走ってくる。



車の下に潜りこんだらいけないと思い、急バックで逃げる。ネコ追いかけてくる。



急バックで逃げる。を繰り返して、あきらめないのでとりあえず車を止めて様子を見ることにした。

するともうすでに車の下に潜り込んでいる。





車の下からそうっと捕まえてみると、顔が目やにと鼻水でくちゃくちゃ。

背中には何かドロみたいなものが付いているし、手足はカピカピに汚れている。

幸いに目は開いているのでものは見えている様子。





ん〜連れて帰ってあげたいけど、うちには先住ネコが2匹いるので無理。

以前にも、子猫を一時期保護したことがあったが、その時は2匹とも警戒してご飯を食べなくなり、1匹は病院へ行くことになった。

幸いにすぐに里親が見つかって、なんとかなったので良かったのだけれども、家にいる猫たちがかわいそうだった。





しかたがないので道路脇の安全そうな所に、置いていくことにした。





その後すごく気になりながらも家に帰宅。



あのまま放っておいたら、車に轢かれて死んでしまうかも。

あるいはカラスに突つかれて死んでしまうかも…

あるいは…

子ネコが心配で落ち着かない。

そうこうしていると、子ネコにあってから2時間は経っている。



もうこれだけ時間が経っていれば、あそこにはいないかもしれないし誰かに拾われているかもしれない。



とりあえず確認だけしておこうということになり、もう一度子ネコがいた所に戻ってみることにした。





さっき置いた所に戻ってみるともういない。

きっとどこかに行ったのだろう。

周囲を見回してみると向こうの方に小さな黒いものが…





あ!いた!





近寄って行くと子ネコも全力でこっちに走ってくる。



あ〜もうダメだ〜見過ごせない…

とりあえずまた里親が見つかるまで保護しよう(*´ω`*)





まずはお風呂に入れたいけれども、風邪を引いているようで鼻水ズルズルしている。

他に怪我とか病気とかあるかもしれないので、最初に病院へ行くことにした。





でも時間はすでに7時過ぎ。





うちの近くにある病院へ電話してみたが、もう診療は終わっているもよう。



ちょっと遠いのだけれども、以前住んでいたところの動物病院は、夜遅くでも急患を見てくれるので、ダメ元で電話かけてみる。

「良いですよ」との返事。

本当にあの先生には大変お世話になっている。







すぐに向かって40分ほどで到着。

早速診てもらうと、体重は480gで男の子、思ったより元気がいいとのこと。

生後1ヶ月ぐらいらしい。





やはり猫風邪を引いているようなので抗生物質の注射をしてもらい、ノミとりと、虫下し用の薬も付けてもらう。



数日後にもう一度診てもらうことになった。



詳しい検査は生後2ヶ月ぐらいからでないと出来ないらしいので、それまでは他の猫たちとは隔離して置いたほうが良いとのこと。





とりあえず一安心。

帰宅してから早速お風呂に入れてあげる。



ネコってお風呂に入れるとむちゃくちゃ細くなって不気味な生き物になるよね(^^)

おそらく映画の「グレムリン」はこれを真似しているのかも(笑





かなりの汚れとノミが出てきてすごいことに。



ついでにうんちもでた。



その間にダンボールで囲いを作ってうちのネコたちが使っていたクッションをベット代わりにおいてあげる。



トイレはアマゾンの空き箱にビニール袋で包んで砂を入れて出来上がり。







洗い終わってドライヤーで乾かしてやっとご飯を上げることに。

子ネコ用のミルクは買っておいたのだけれども、カリカリは買っていなかったので今日は他の猫のカリカリを砕いてミルクに混ぜて与える事にした。



お腹と喉も乾いていたようで黙々と食べている。一通り食べ終わると落ち着いた様子でこっちを見てにゃ~!




甘えてくる。



ついつい抱っこして、落としきれなかった汚れを拭き取りながら、しぶとく生き残っているノミの退治をする。



子ネコかわいいな〜



まだ鼻の周りの鼻くそがこびりついてとれないので、ちょっとブサイクになっているけど綺麗になったらかわいい子ネコになりそうです。





その後サークルに戻すといつの間にか寝てしまった。







今回は子ネコを隔離しているので、他のネコ達は少しはマシではないだろうか。



1匹は気になってサークルの周りをウロウロ、もう1匹は遠くから「フゥーッ!!」と威嚇している。

ほうっておくとこの2匹が喧嘩を始める。

そうならないようにいつも以上に抱っこしたり撫でてあげたりして落ち着かせてやる。



なんとか子ネコに慣れてくれると安心なのだけれども。



しばらくは3匹とも目が離せないようです。







レンコンでした。






※2016/07/03追記



この子猫との出会いの日を簡単なアニメーションと、撮影していたクリップを組み合わせた短い映像にしてみました。

「子猫との出会いの物語」などという超・ベタな題名を付けてしまいましたが、よかったらぜひご覧ください。








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